点図国旗の利用にあたって 

(1) このデータは、『改訂版世界の国旗図鑑』(苅安 望著、偕成社、2016年)を原本に点訳したものです。197ヵ国の国旗および11地域の域旗すべてについて、国旗の由来を点訳し、旗の点図化を行ないました。また4つの国際機関の旗についても掲載しています。

(2) データは州別に区分してあり、必要な国のみのデータをダウンロードすることができます。

(3) この各国別データには、その州ごとに五十音順に通し番号をファイル名につけています。また、地域の旗である域旗にはファイル名の後ろに「*」をつけています。なお、このZIP形式の各国別データ内には、旗の由来と旗の点図を指で読むための「図の説明」を含むBES形式の点訳ファイルと、その旗を点図化したEDEL形式ファイル(部分拡大のための点図ファイルを含む場合がある)が圧縮されています。

(4) 旗の説明のために用いた用語・省略語は次の通りです。
「ぬりつぶし」…その領域全体や部分のみを小さな点で埋め尽くした箇所のこと。特定の色であることや強調したい場所であることを示しています。
「二重線」…細い幅の箇所。ある部分の縁取りなどを示すことがあります。
「大きな点」…周囲の点よりも少し大きめの点が用いられているときにこの表現が使われます。鳥や動物の目や強調したい区域の輪郭線などに用いています。
「色名の表現」…旗の各部の色名は点図の中に直接点字で書き入れてあります。ただし、色名が長すぎてそのまま書き入れられない場合は、次の省略語を用いています。「オレ」(オレンジ色のこと)、「き」(黄色のこと)、「みず」(水色のこと)、「みど」(緑色のこと)、「きみ」(黄緑色のこと)。

(5) 本データ製作については、宮城教育大学の村上友佳さん(2017年度卒業生)が企画し、EDELファイル作成は村上さんに加えて、仙台メディアテーク点訳ボランティア、仙台点訳奉仕「三六会」が行ない、BESファイル作成は滋賀県点訳グループ「ぼちぼち会」が行ないました。なお、全データについて、長尾が監修しておりますので不具合などについては長尾までご連絡ください。

戻る