第3章  パソコン点訳で使って下さい

主に用いる記号類と製本ルール集   

 




  1. パソコン点訳をはじめる前の準備とお約束事項


A) 使用するデータ形式は‘BASE(ベース)形式’とする

 (1) 点訳するソフトとしては、‘BASE’でも‘WINBES99’でもかまわないが、仕上げるファイルは必ずBASE形式で保存し提出するようにします。
 (2) ‘WINBES99’の場合、普通に保存してしまえばBASE形式では保存されません。必ず保存する時に「ファイルの形式」を「BASE形式」に変更する操作をしてから保存するようにして下さい。

B) データは‘32マス18行両面書き’で仕上げること

 (1) 書きはじめの時から18行で書くようにして下さい。
 (2) あとから行数を18行に変更する場合は、ページ行(各ページの1行目)にページ番号が入っていないことを確認してから18行への行数変換をして下さい。ページが打たれている場合は、それを全ページにわたって削除してから行数変換をして下さい。(BASEでは、カーソルを先頭ページの1行目において、ctrl+F3キーでページ番号が一気に削除できます。)

C) ‘1.2M(メガ)初期化’フロッピーが使えない
  パソコンがあることを知っておこう

 (1) 使用するパソコンの機種がいろいろ存在します。ある機種で読めていたフロッピーも違う機種では読めない場合もあります。これはフロッピーにデータを書き込む時に、機種によって書き込む原稿用紙のマス目の大きさが違うからです。フロッピーに機種に応じたこの原稿用紙のマス目をつけることを‘初期化(フォーマット)’とよんでいます。
 (2) 古いNECパソコンでしか使われてこなかった初期化の方法に「1.2M(メガ)初期化」というものがあります。残念ながら最近のwindowsパソコンの多くでは、この旧NEC用初期化フロッピーは読めないのです。
 (3) そこで、このような事情を理解し、1.2M初期化フロッピーにも対応しているwindowsパソコンでのデータの一元管理ができるようにしましょう。(滋賀盲のパソコン室には1.2M初期化にも対応できるwindowsパソコンがありますのでご利用ください。)

D) 点図入りの本の整形と印刷

 (1) 原本が図入りの場合、‘エーデル’というソフトで点図を書き、文字はBASEファイルで作成することを原則とします。この場合の書式も「18行両面書き」が原則となります。
 (2) この‘エーデルとBASE’の併用により1冊の本に仕上げた場合は、‘AEP15’という印刷ソフトを使用して一括印刷ができるように整形します。


  ■2. 囲み符号の種類と使い方


A) かぎ類 = 会話・引用・強調で使うこと

 (1) 第1かぎ(3・6〜3・6)は、「 」に対応。
 (2) 二重かぎ(5・6+3・6〜3・6+2・3)は、『 』に対応。
 (3) 第2かぎ(5・6+3〜6+2・3)は、それ以外に必要な場合のみ使う。例えば、‘ ’、“ ”、〈 〉、《 》などにどうしても対応させたい時。

B) かっこ類 = 説明・挿入に使うこと

 (1) 第1かっこ(2・3・5・6〜2・3・5・6)は、( )に対応。
 (2) 二重かっこ(5・6+2・3・5・6〜2・3・5・6+2・3)は、括弧の中の括弧に対応。
 (3) 第2かっこ(5+2・3・5・6〜2・3・5・6+2)は、〔 〕など、その他に説明のためのかっこが必要な時にのみ使う。

C) 指示符類 = 語句の指示・傍点やアンダーライン・
  変った字体に使うこと

 (1) 一般書では第1指示符(5+3・6〜3・6+2)で間に合わせる。第3指示符(5・6+3・6+3・6〜3・6+3・6+2・3)や第2指示符(5+3・6+3・6〜3・6+3・6+2)は、試験問題などでの傍点や下線部に用いる。

D) 点訳者挿入符(2・3・5・6+2・3・5・6〜2・3・5・6+2・3・5・6)
  = 点訳者が付け加える説明

 同音語、難解語に限り、点訳者の責任で語句の意味や漢字の説明を簡潔に述べるための囲み符号です。

E) 第1段落挿入符(2・3・5・6+2・3・5・6□〜□2・3・5・6+
  2・3・5・6) = 本文とは違う扱いの文
  (前文・要約文・本文より小さい文字で区別して書かれた部分
  、脚本のト書きなど)

 第1段落挿入符だけでは処理できない時にかぎり、第2段落挿入符(5・6+2・3・5・6□〜□2・3・5・6+2・3)も使う。ただし、本文から区別したい行数が多い時などは、次のFの書き方を用いる。

F) 枠線囲み法 = 本文とは違うスタイルで書かれている
  箇所に用いる。手紙文の挿入、コラム記事の挿入などに
  対応させるとよい。

 (1) 枠線は、別枠として囲みたい文章の前後に次のような線を入れます。
 (2) 〈上枠線〉 2マス目に2・3・5 の点、3マスから30マスまで2・5 の点を続けて書き、最後に31マス目に2・5・6 の点を書きます。
 (3) 〈下枠線〉 2マス目に1・2・5 の点、3マスから30マスまで2・5 の点を続けて書き、最後に31マス目に2・4・5 の点を書きます。


  ■3. 使いこなしたい記号類


A) 点線「…」や傍線「−」は、前後にマスあけを
  ひとつずついれます。

 (1) 点線は、2 の点3つです。原本の点線が長いからといって、点訳の時、2 の点を3つ以上に増やす必要はありません。
 (2) 傍線は、2・5+2・5 の点です。原本の傍線が長いからといって、点訳の時、2・5 の数を増やす必要はありません。

B) 小見出しには、小見出し符(6+3・6□)

 (1) 小見出しとは、見出し語と同じ行にその内容も書き始めたい時などに用いる見出しです。奥付などによく用います。
 (2) 行頭2マスあけて小見出し語を書き、続けて小見出し符(6+3・6)、その後ろをひとマスあけます。
 例) 著者 長尾 博
 (点訳文)→ □□チョシャ6+3・6□ナガオ□ヒロシ

C) 波線「〜」は、3・6+3・6 の点を用います。
  前後はマスあけをしてはいけません。

D) (  )や□などの空欄には、空欄記号(4・5・6+
  1・3・4・6 1.3.4.6+1・3・4・6+1・2・3)を用います。

E) ※などが行頭についていて、他の行から目立つように
  してある場合は、第1星印(3・5+3・5□)を用います。

 (1) この記号の名称が「星印」となっているからといって、原本中の★に単純に対応させてはいけません。あくまでその行にアクセントをつけたい意図のある場合にのみ用います。
 (2) 普通、行頭にありますので、行頭を2マスあけて第1星印を書き、その後ろをひとマスあけてから本文を書きます。


  ■4. 行を移す時のルール


A) 行の移し方は、原則として行末にもっとも近いマスあけ
  箇所以降を次行とします。つまり、その行に入るだけの
  文節(マスあけから次のマスあけまでの単位)を入れる
  ということです。行末が文節の最終マスとなり、行末に
  空白マスをとることができない場合は、次の文は次行の
  初めから書いても良いのです。

B) 行末がマスあけ箇所とならない行写しの例外として、
  次の場合を認めます。

 (1) 括弧類の開き記号から次行に移してもよい。
 (2) 波線の後ろから次行に移してもよい。


  ■5. 見出しの書き方とそれに関わるレイアウト


A) 見出しの書き方

 (1) 見出しには、大きなものから小さなものまでいくつか使われることがあります。まず、点訳する本が何種類の見出しを必要としているかを判断しなければなりません。
 (2) 点字本では、見出しは、その大きさの序列ごとに行頭からの書出位置を行中央に寄せて書くようにします。つまり中央に近いところから見出し語を書き出すものほど大見出しということになります。
 (3) 見出しの種類によって次の書出位置とします。
 ア. 〔大見出しと中見出しと小見出しの3種類が必要な場合〕
→ 大見出し=8マスあけ、中見出し=6マスあけ、小見出し=4マスあけ
 イ. 〔大見出しと小見出しの2種類が必要な場合〕
→ 大見出し=6マスあけ、小見出し=4マスあけ
 ウ. 〔大見出しのみの場合〕
→ 大見出し=4マスあけ

B) 見出しに関するマスあけのレイアウト

 (1) 見出し語が長くて1行におさまらない場合は、2行目の書出位置を、1行目の書出位置からさらに2マスさげたところとします。また2行でもおさまらない時の3行目以降の書出位置は、2行目の書出位置と同じところからとします。
 (2) 「第○部・編・章・節」などという冠が見出しにつく場合は、これらの冠語句と見出し語との間は2マスあけとなります。
 例) 〈見出しのレイアウト〉
(行左端)□□□□□□ダイ数符7ショー□□キンダイ□ニホント□シホン(行右端)
(行左端)□□□□□□□□シュギト□メイジ□イシン
 (3) 見出しにつける数字の用い方は、次を原則とします。
 ア.〔4種類が必要な場合〕  1□□ → 1.□ → (1)□ → ア.□
 イ.〔3種類が必要な場合〕  1□□ → 1.□ → (1)□
 ウ.〔2種類が必要な場合〕  1.□ → (1)□
 エ.〔1種類が必要な場合〕  1.□もしくは箇条書きなどの時は、(1)□  (4) 行頭から2マスあけで小見出しを使いたい場合は、小見出し符を用います。この場合、2つの書き方があります。  ア.(行左端)□□小見出し6+3・6□本文  イ.(行左端)□□小見出し6+3・6(行替え) → 本文は次行に行頭2マスあけて書く。
C) 見出しに関するページ割り、行あけのレイアウト
 (1) 次の原則にそって見出し行の後ろに空行を1行入れるようにします。 【見出し数】 大見出しの後ろ 中見出しの後ろ 小見出しの後ろ 大中小3種 1行あけ 1行あけ あけない 大小の2種 1行あけ   あけない 大のみ1種 1行あけ      ※ただし、原則からみて、小見出しの後ろを1行あけないケースでも、次の場合は小見出しの後ろを1行あけてもよいものとします。  ア.児童書などで行あけでメリハリをつけたい場合  イ.小見出し以下の本文内に図や表が多用されているなどレイアウトの工夫が必要な場合  (2) 大見出しは改ページし、必ず新しいページとします。  (3) 小見出し単位の本文が終わって、次の中見出しまたは小見出しがはじまる前は、1行あけとします。  (4) ページの最終行が中見出しもしくは小見出し行、または見出し行後ろの空行となる場合は、改ページし、次ページの先頭に見出し行を移します。

  ■6. ページ番号の付け方

 (1) 各奇数ページの1行目29マス目に数符がくるように番号を振ります。  (2) ページ番号を振らない箇所は、表紙、目次、奥付です。  (3) 目次には、別に目次用のページ番号を下がり数字で振ります。この場合も29マス目に数符がくるようにします(次項参照)。

  ■7. 目次の作り方

A) 目次の大小に応じての行頭マスあけの仕方
 (1) 一般書などで普通によみすすむ本の場合、小見出し目次を行頭から書き、中見出し目次は行頭2マスあけ、大見出し目次は行頭4マスあけとします。  (2) 読みたいところをさがして読み進める本の場合などのように、順にたどってほしい見出しが大見出し目次となっている時は、これを行頭からとし、中見出し目次を行頭2マスあけから、小見出し目次を行頭4マスあけからとすることもできます。  (3) 目次行語句が1行におさまらない場合の処理は、見出しの書き方と同じように、次行の書出位置を1行目からさらに2マスさげて書くこととします。
B) ページ番号の位置と点線の書き方
 (1) ページ番号は各行とも29マス目に数符がくるようにします。  (2) 見出し語句とページ番号とをむすぶ点線は2の点(3の点も可)とし、点線の前後は1マスずつあけます。  (3) 目次行語句が長い場合の点線との関係  ア.目次行語句の末尾文字とページ番号の数符との間が2ますあれば点線は書きません。  イ.目次行語句の末尾とページ番号の数符との間が3マスある時は点線を1つ打てますが書きません。  ウ.目次行語句の末尾とページ番号の数符との間が4マスある時は点線を2つ打つようにします。  エ.目次行語句が2行にまたがる時は、1行目は数符の位置の1マス前(28マス目)までを使い、2行目に移るようにします。  オ.目次行語句が長くて2行にまたがる場合で、2行目に移す文節が1文節の時は、バランスを考えて1行目を28マス目近くまで使い切らずに2行目に移ってもかまいません。  カ.目次行語句が1行目の28マス目でちょうど終わった場合は、2行目に点線とページ番号のみを書くこととなります。この時は、点線は13マス目から15個打ち、28マス目はマスあけし、29マス目に数符がくるようにします。
C) 目次ページ全体のレイアウト
 (1) 「もくじ」というタイトルは、1行目10マスあけて、「2・5+2・5」(傍線記号)の飾り線を前後につけて書くのを標準とします。この飾り線と「もくじ」という語との間は1マスあけとします。  例)(行左端)□□□□□□□□□□2・5+2・5□モクジ□2・5+2・5  (2) 「もくじ」のタイトル行の次の行は1行あけとします。  (3) 目次ページにつけるページ番号は、29マス目に数符がくるように1行目に書きます。この時の目次のページ数は、下がり数字を用います。下がり数字とは、1の点と4の点を用いずに下4点で表す数字のことです。ただし、目次が2ページ以内の時はページ番号を打つ必要はありません。  (4) 児童書の場合の目次頁行には、さがり数字を用いず、「もくじ□1」と書きます。書出位置は24マス目からです。また、児童書で目次が1ページもしくは2ページの時は、目次ページの1ページ目にのみ29マス目から「もくじ」とだけ書きます。  (5) 点訳本が1巻でおさまらない時は、各巻の目次は、各巻のみの目次でよいものとします。この場合は、目次の最終行に、行頭14マスあけして、(ダイ△カン□モクジ□オワリ)と記入します。  (6) 目次は必ず偶数ページで終わるようにします。もし、目次が1ページしかない場合や奇数ページで終わった場合は、次ページ目を空ページとして作ります。そして本文がいつも奇数ページからはじまるようにします。

  ■8. 奥付の書き方

A) 全体のレイアウト
 (1) 奥付のページにはページ番号をつけません。自動的にページを振った場合は、このページの番号は消しておきましょう。  (2) 2行目行頭10マスあけして、11マス目から、前後を「2・5+2・5」(傍線記号)ではさんで「おくづけ」と書きます(目次のタイトルの書き方と同じです)。  例) (行左端)□□□□□□□□□□2・5+2・5□オクヅケ□2・5+2・5
B) 奥付に記入する項目とその順序
 (1) 必要な項目名は行頭2マスあけて書き、項目名には小見出し符を用います。  (2) 次の順に必要項目を記入していきます。  ア.〔書名〕 書名は2重かぎで囲みます。シリーズ名があればそれを先に書きます。 (行左端)□□ショメイ6+3・6□シリーズ名□5・6+3・6書名3・6+2・3  イ.〔著者〕 複数の場合は、読点で区切ります。 (行左端)□□チョシャ6+3・6□ナガオ□ヒロコ、□ナガオ□ヒロシ  ウ.〔発行所〕 住所は省略し連絡電話番号のみ記入します。 (行左端)□□ハッコーショ6+3・6□イワナミ□ショテン(デンワ□03□3456□7890)  エ.〔発行年〕 初版年と使用した原本の版年を書く。 (行左端)□□ハッコー6+3・6□1958ネン□3ガツ□イツカ(ショハン)、□2001ネン□9ガツ□ヨーカ(ダイ39ズリ)  オ.〔点訳者名〕 上のエの項目から1行あけて書きます。 (行左端)□□テンヤク6+3・6□ボチボチカイ(シガケン) → (行替えして) (行左端)(ダイヒョー□オオハラ□カナメ□□デンワ□0748□42□2030)  カ.〔点訳完成日〕 校正完了日を書きます。 (行左端)□□テンヤク□カンセイ6+3・6□2002ネン□1ガツ□トオカ  (3) 著者が児童書などで、「作」「絵」などとなっている場合は、それぞれ記します。(行左端)□□サク6+3・6□ナガオ□ヒロコ (行左端)□□エ6+3・6□ナガオ□ヒロシ

  ■9. 表紙の書き方

A) 表紙に記入する事項とその順序
 次のようなレイアウトを標準とします。ただし、記入行数の多少に応じて空行の入れ方を工夫して全体のバランスをとって下さい。
 ア.〔シリーズ名〕 3行目の中央に位置するように書き、第2かぎで囲みます。シリーズ名が長くて2行にわたる場合は、2行目は1行目より2マスさげて書きますが、2行分があわせてほぼ中央に位置するようにします。  イ.〔書名上枠線〕 シリーズ名から1行あけ(シリーズ名が無いときは3行目)に「2・3・5・6の点」(第1かっこの形)の点の連続線を引きます。4マス目から29マス目まで引きます。(ただし、この下にくる書名が極端に短い場合などは、全体のバランスでこの連続線の長さを変えてください・その場合、線の長さは書名より前後にひとつずつ多めの長さを標準とします。)  ウ.〔書名〕 次行の中央に書名を書きます。  エ.〔副題〕 その次の行に行頭から4ないし6マスあけて副題を書きます。副題には、前後に「2・5+2・5」(傍線記号)をつける。  オ.〔書名下枠線〕 その次の行に「書名上枠線」と対照的に同じ長さで、「1・2・4・5の点」(レの点)の連続線を引きます。  カ.〔著者名〕 書名下枠線から1行あけて、枠に対してほぼ中央にくるように書くこの時、「ナガオ□ヒロシ□チョ」もしくは「ナガオ□ヒロシ□サク」などと書きます。また、画家名や訳者名などもあれば、著者名と書出位置をあわせて次行に書きます。  キ.〔第△巻と全△巻〕 著者名から1行あけて、行のほぼ中央にくるように書きます。この時の書き方は、「ダイ1カン(ゼン□5カン)」という表記とします。  ク.〔出版社名〕 17行もしくは18行目の中央に書きます。
B) 全体としてのバランス  (1) 必ず1ページにおさめる必要があります。そこで、適宜レイアウトを変更してもかまいません。  (2) 全体として、書名(副題を含む)のブロックと、著者のブロック、巻数のブロックがわかりやすい配置となっていればOKです。  (3) 表紙の裏は必ず空ページとなりますので、表紙の次には空ページを1ページ作成しておいて下さい。
  例) 〈表紙レイアウトの例〉
(1行左端) この行は空白行とする (2行左端) この行は空白行とする (3行左端)□□□□□5・6+3コト゛モ□テ゛ンキ□シリース゛□数符86+2・3 (4行左端) この行は空白行とする (5行左端)□□□2・3・5・6の点を29マス目まで書く(書名上枠線) (6行左端)□□□□□□□□□□□□□ナホ゜レオン (7行左端)□□□□□□2・5+2・5□ヒ゛ンホ゛ー□キソ゛クカラ□コーテイニ (8行左端)□□□□□□□□ナッタ□エイユー□2・5+2・5 (9行左端)□□□1・2・4・5の点を29マス目まで書く(書名下枠線) (10行左端) この行は空白行とする (11行左端)□□□□□□□□□□□□ノタ゛□ヒロシ□サク (12行左端)□□□□□□□□□□□□ノタ゛□ヒロコ□エ (13行左端) この行は空白行とする (14行左端)□□□□□□□□タ゛イ数符1カン(セ゛ン□数符2カン) (15行左端) この行は空白行とする (16行左端) この行は空白行とする (17行左端)□□□□□□□□□□□□□カイセイシャ (18行左端) この行は空白行とする

  ■10. ぼちぼち会点訳完成登録カードの記入を忘れずに

 点訳本が仕上がったら、必ず次の項目をカードに記入してください。
 【データ名】… 作成したファイル名をすべて書いて下さい。連番の場合は、「〜」を用いて略記してもかまいません。  【書  名】… シリーズ名から書いて下さい。  【サブ タイトル】  【著  者】  【出 版 社】  【発 行 日】… 初版年と、使用した原本の発行日を書いて下さい。  【図書コード】… 分野がわかる3桁の分類番号(NDC)です。図書館でたずねて下さい。  【ISBN】… 本の後ろに載っているコード番号です。  【点  訳】… 「ぼちぼち会」と書いて下さい。  【校  正】… 「ぼちぼち会」(第1稿)と書いて下さい。  【作 成 日】… 校正完了日を書いて下さい。  【備  考】… エーデルデータを含む場合は、ここに、「エーデルデータを含みます。AEP15.EXEによる一括印刷が可能です。」と書いて下さい。それ以外は特に記入する必要はありません。


マニュアルの目次にもどるボタン